50代 女性
・氏 名:(Tさん)
・居住地:(新潟県)
・年 代:(50代)
・性 別:(女性)
・学習開始時期:(2022年9月以降)
社会福祉士を目指した理由
私は仕事で精神・発達障害を抱える方と接する機会が多く、専門性を深めるための一歩として精神保健福祉士の資格を取得しました。しかし、相談者から同居している親の介護の悩みや一人で子育てをしながら生活をしていくための助言を求められた時、児童や家庭、介護の支援に必要な知識が不足していることを痛感し、より幅広い相談援助支援に繋げていくために社会福祉士の資格も取得しようと考えました。
使用した参考書等
・社会福祉士国家試験過去問 一問一答+α 専門科目編(中央法規出版)
・社会福祉士国家試験 模擬問題集(中央法規出版)
・学習サポートシステム C-Learning
合格までの道のり
学習を進めるにあたり、短期通信学科でも13本のレポート提出が求められるため、4月の早い段階から1週間に1本のレポートを書き上げる計画を立てました。実際は書く内容がまとまらないなど予定通りに進まないこともありましたが、結果として国家試験対策の勉強を早めに着手することができました。
スクーリングは3回のうち2回をオンライン授業、最後の1回を対面授業で申込みしました(※)。オンラインのスクーリングは視聴した内容についてワークシートを提出することになっていたため、何度か視聴しなおすこともありましたが、その分理解を深めることができました。対面授業は社会福祉士を目指す受講生とのグループワークから刺激をもらい、頑張ろうとスイッチが入りました。
(※コロナ禍の影響からスクーリングの受講方法が選択可能でしたが、2024年度のスクーリングは対面授業のみでの開催を予定しております。)
国家試験に向けて本格的に受験対策の勉強を開始したのは9月からです。平日は1~2時間、休日は4~5時間程度学習していたと思います。平日は「社会福祉士国家試験過去問 一問一答+α 専門科目編(中央法規出版)」を解き、週末は時間を測りながら実際の過去問題や「社会福祉士国家試験 模擬問題集(中央法規出版)」を繰り返し取り組みました。仕事や家事で忙しい時は勉強しないと割り切り、その分学習サポートシステム C-Learningの中にある問題を昼休みなどの空き時間に解いたりしていました。とはいえ、思うように成果が表れず、すべてを投げ出して楽になることばかり考えてしまう時期がありました。その時に社会福祉士の同僚からの「1月頃から手ごたえを感じるようになるから、今はできなくても大丈夫。」というアドバイスに励まされ、「一喜一憂せずやり続けていこう。」と気持ちを切り替えました。実際に1月に入ると正答率が上がってきましたが、当日の試験は見直しの時間が取れないほど解答に時間がかかり、自己採点では前年度の合格点より3点高い点数。速報では合格点予想が高めに出ていたため諦めていましたが、合格者の受験番号の中に自分の番号を見た時は緊張していた心がほぐれるような安堵と喜びがありました。私にとって社会福祉士への挑戦は、なかなかハードな苦しい道のりでしたが、その先に大きな喜びや達成感、そして何よりもこれからの仕事に役立つ知識を得ることができました。
これから受験する人へ
社会福祉士を目指す皆さん、仕事や家庭での役割を果たしながらのレポート作成や受験勉強、お疲れ様です。多忙な日々の中で時間を作り頑張るあなたは本当にすごいです。大いに自分自身を褒めて欲しいです。そして時には割り切って楽しむ時間を持ちながら、体に気を付けて頑張ってください。